YouTube は、あなたのビジネスの成長に必要な存在でしょうか?
2005年に設立された YouTube は、アマチュアビデオの保管庫から世界で最も人気のある動画共有サービスへと成長を遂げました。
音楽、ゲーム、教育など、企業やユーザーが作成した様々なコンテンツを提供する YouTube は、毎月26億人以上のユーザーが利用するオンラインサービスの代表格となっています。
そのため YouTube は、インターネットユーザーへのマーケティング手段として見逃すことができないチャネルとなっています。
そこで今回、YouTube の活用を検討している方に見ていただきたい、YouTube の利用状況、ユーザー、マーケティングなどに関する統計データをまとめました。
YouTube の SEO チェックリスト
YouTube の SEO に関心がありますか? YouTube に動画を投稿する場合に確認するべき、YouTube の SEO ポイントをまとめたチェックリストはこちら。
1. YouTube の基本統計データ(Editors’ Choice)
YouTube の月間アクティブユーザー数は?
YouTube の月間アクティブユーザー数は約26億人で、世界2位のソーシャルネットワークサービスです。1位は Facebook で約29億人。(Statista)
YouTube のアクセス数は?
YouTube は、毎月140億回以上の訪問者数を誇り、世界で2番目にアクセス数の多いウェブサイトです。(Hootsuite)
日本の YouTube ユーザー数は?
日本の YouTube のユーザー数は、2021年に約7815万人です。2025年には、9,762万人に達すると予測されています。(Statista)
YouTube ユーザーの男女割合は?
YouTube の総ユーザーの 53.9% は男性で、46.1% は女性です。(Statista)
YouTube の1日の総視聴時間は?
2017年に YouTube の1日の総視聴時間は、10億時間を超えました。(YouTube)
YouTube を視聴しているデバイスは?
YouTube の視聴時間の 70% 以上がモバイルデバイス(スマートフォン・タブレット)からです。(Google)
YouTube が普及している国は?
YouTube のアクティブユーザー数が最も多いのはインドです。インドでは少なくとも、4億6700万人が定期的に YouTube にアクセスしています。(Statista)
また、世界の中で最も YouTube の普及率が高い国はオランダで約 95%。2位は韓国、3位はニュージーランドです。日本は、86.8%です。 (Statista)
YouTube で最も視聴された動画は?
2022年1月時点、Pinkfong の「Baby Shark Dance」が、YouTube で最も視聴された動画です。初めて100億回を突破しました。(Statista)
YouTube で最も登録者数が多いチャンネルは?
2022年7月時点、世界で最も多くの YouTube 登録者を抱えているのは、インドの音楽ネットワーク T-Series で 2億2000万人。2位は YouTube Movies で、およそ1億5300万人。(Statista)
YouTube Shorts の再生回数は?
YouTube Shorts の再生回数は、1日に300億回以上です。(Google)
YouTube の広告収入は?
Youtube の広告収入は、2021年に前年比 46% 増の280億ドルです。(Statista)
日本の YouTube のユーザー数は、2021年に約7815万人です。2025年には、9,762万人に達すると予測されています。 ツイートする2. YouTube の利用統計データ
- YouTube は、世界で最もオーガニックトラフィックで訪問者が多いサイトです。2位は Wikipedia、3位は X(Twitter)です。(Ahrefs)
- YouTube の月間ユニークユーザー数は17億人。1ヶ月のアクセス数は143億です。 (Hootsuite)
- YouTube は、世界中で100以上のローカルバージョンを持ち、80以上の異なる言語でプラットフォームをナビゲートできます。(YouTube Press)
- 全世界の YouTube 視聴時間の 63% をモバイル端末が占めています。(Statista)
- YouTube Premiumの有料会員数は、2550万人。(Statista)
- YouTube TV の有料会員は、約400万人です。(FierceVideo)
- 2022年上半期、YouTube は8,200万ダウンロードされた。(Statista)
- YouTube には、毎分500時間以上の動画がアップロードされている。1時間あたり約3万時間のコンテンツが新たにアップロードされていることに相当します。(Statista)
- YouTube では、毎分694,000時間の動画がストリーミング配信されている。(Statista)
- 2020年、YouTube のデイリー ライブストリームは合計で 45% 増加した。(YouTube Trends)
- 2020年に、YouTube で視聴されたゲームコンテンツは、全世界で1000億時間を超えた。ゲーム実況の視聴時間は、100億時間以上に増加した。(YouTube)
- テレビ画面での YouTube の視聴時間は、2019年3月時点で1日あたり2億5000万時間以上です。(Variety)
- 2020年だけで、70% の人がライブ イベントのオンライン中継を YouTube で視聴した。(YouTube)
- アメリカ における YouTube でのスポーツ視聴者数は、2022年に5,750万人に達し、2025年には9,000万人に達すると予想されている。(Think with Google)
- 世界的に見ると、YouTube のモバイル動画は、どのテレビネットワークよりも多くの18~19歳の若者にリーチしている。(Think with Google)
3. YouTube のユーザー統計データ
- YouTube ユーザーの1人あたりの平均訪問時間は、約30分です。(Statista)
- モバイル端末から YouTube を訪問したユーザーの1回あたりの滞在時間は平均1361秒。デスクトップから訪問したユーザーの訪問時間は平均1888秒。(Statista)
- YouTube ユーザーは、毎月約24時間を YouTube モバイルアプリに費やしている。(Hootsuite)
- YouTube ユーザーの 22% が、モバイルからアクセスしている。(Hootsuite)
- YouTube ユーザーの 47% が、オンラインビデオを見ることで、生活の中で進行中の問題に対処できたと回答。(YouTube)
- 視聴者が YouTube を見る理由のトップ2は、プライムタイムに「リラックスするため」、「娯楽のため」。(Think with Google)
- YouTube ユーザーは、説明書を読むよりもオンライン ビデオ チュートリアルを見る可能性が3倍高い。(Think with Google)
- YouTube のモバイルユーザーは、テレビを見ている人に比べて、見ているものに2倍以上の注意を払っている。(Think with Google)
- YouTube ユーザーの 99% は、他のソーシャルメディアも利用している。(Hootsuite)
- 世界中のユーザーがあらゆる種類のデバイスから YouTube.com にアクセスするたびに、平均3.22ページが訪問される。(Statista)
- 16歳~64歳のインターネットユーザーの 91.9% が、毎週何らかのビデオコンテンツをオンラインで視聴している。(Hootsuite)
- インターネットユーザーの3分の1は、 今週チュートリアルやハウツービデオを見たことがある。(Hootsuite)
- インターネットユーザーの 30% が、 毎週少なくとも1本のライブストリームを視聴している。(Hootsuite)
- YouTube ユーザーの 58% は、年齢に関係なくクリエイターが作ったコンテンツを見ることに前向き。(YouTube Trends)
- 47% のユーザーが VTuber が配信するコンテンツの消費に前向き。(YouTube Trends)
- YouTube ユーザーの多くは、自分が熱中していることに関するコンテンツを見たいと思っており、その動画に有名人や有名インフルエンサーが登場すると、3倍以上の確率で視聴する。(Think with Google)
- YouTube ユーザーは、自分の興味に関連する動画であれば、より優れた制作価値を持つ動画を選ぶ可能性が1.6倍も高い。(Think with Google)
- 20% のユーザーは、最初の10秒までに夢中になれないと動画から離脱する。(Advanced Web Ranking)
- YouTube ユーザーの 79% は Facebook も利用しており、72.4% は WhatsApp も、77% は Instagram も利用している。(DataReportal)
- 2021年1月時点で、日本国内の20歳から29歳の 97% 以上の人が YouTube を利用している。(Statista)
- 2021年1月時点で、日本の男性の約 88% が YouTube を利用している。(Statista)
- 日本の16歳~29歳の女性 55% は、毎日 YouTube を利用している。(Statista)
- 日本の12歳~19歳の約 75% は、音楽を聴く方法として YouTube を利用している。(Statista)
- 日本の子供がアプリに費やした時間の 38.39% が、YouTube のモバイルプラットフォームで費やされた。(Statista)
- アメリカのデジタル消費者の 90% が YouTube を利用 している。(Oberlo)
- アメリカ の YouTube ユーザーの 54% が毎日 YouTubeを訪れ、3分の1以上が1日に数回訪れている。(Pew Research Center)
- 11歳以下の子どもを持つアメリカの保護者の 80% が、 子どもが YouTube を見ていると回答。(Pew Research Centre)
- アメリカの18~29歳の 95%、30~49歳の 95% が YouTube を利用しており、65歳以上のユーザーも 49% いる。(Pew Research Center)
- アメリカでは成人の 26% が、YouTube からニュースを入手している。この YouTube でのニュース消費者の 51% は、意見や社会的なコメントを求めている一方で、残りの 48% は情報や事実を求めている。(Pew Research)
4. YouTube の動画統計データ
- YouTube に初めて投稿された動画は、2005年4月23日の Jawed Karim(創設者)の「Me at the Zoo」。
- YouTube の同時再生回数最高記録は、SpaceX がファルコンヘビーロケットを打ち上げるライブを行った時の230万回。(The Verge)
- 2022年1月時点で、YouTube で最も嫌われている動画は自社の「YouTube Rewind 2018」で、1800万回のサムズダウン。(YouTube)
- YouTube で初めて100万回再生を達成した動画は、ロナウジーニョが出演したナイキの広告。(The Drum)
- YouTube では2020年に「チェス」関連の再生回数が10億回を超えた。(YouTube Trends)
- VTuber の再生回数が2016年1月から2020年10月までに月間15億回以上伸びた。(YouTube Trends)
- タイトルに「初心者」という言葉のバリエーションがある動画は、2020年に全世界で90億回以上再生された。(YouTube Trends)
- YouTube で最も視聴されたビデオゲームは「Minecraft」で、合計再生回数は1億回を超える。(Think With Google)
- YouTube で最も早く10億ストリームに到達したバイラル動画は、Adele の 「Hello」で、わずか87日でした。(Statista)
- 2021年第四四半期に、YouTube から合計約375万本の動画が削除された。(Statista)
- 2021年に NFT として販売された YouTube 動画の中で最も高額だったのは、Charlie Bit My Finger の動画で、76万1000ドルで販売された。(Statista)
- チャンネルが YouTube で公開している動画の 67% は他言語で、英語は 28% に過ぎない。(Pew Research Center)
- 日本国内のチャンネルで制作された動画の総再生時間のうち、10% 以上が海外の視聴者。(CNET)
- YouTube で人々が見るものの 70% は、アルゴリズムによって推奨されている。(HootSuite)
- YouTube ビデオの1ページ目の結果の 68.2% はHD品質で、その平均の長さは14分50秒。(Backlinko)
5. YouTube の検索統計データ
- 「BTS」、「pewdiepie」、「ASMR」、「Billie Eilish」、「baby shark」が YouTube でのキーワード検索数世界トップ5。(Ahrefs)
- K-POP バンド BTS は、世界中で月平均1600万回以上検索されており、これは1秒間に6回以上検索されていることになる。(Ahrefs)
- アーティスト、バンド、曲に関する検索が、YouTube 検索トップ100の大半を占め、約3分の2が音楽関連の検索となっている。(Ahrefs)
- YouTube で「YouTube」の検索回数が450万回。(Ahrefs)
- 検索タイトルに「Witchcraft 101」が含まれる動画は、2020年に300万回以上再生された。(YouTube Trends)
- アメリカのキーワード検索トップ100のうち、52% が特定の YouTube パーソナリティやチャンネルに関する検索です。(Ahrefs)
- 2021年の YouTube 検索のトップクエリは、”SONGS “。(Hootsuite)
- 2021年に世界で最も人気のある検索クエリトップ10は、ほとんどが音楽と映画関連です。(Google Trends)
- 2021年の日本における YouTube の検索クエリ トップは、「歌」。(Statista)
6. YouTube のチャンネル統計データ
- 2022年7月、月間再生回数に基づく YouTube 人気チャンネルランキングは、1位は T-Series で35.2億回。2位は POPS Kidsで34.3億回再生。(Statista)
- 2022年、YouTube のチャンネル数は5,100万を超えています。(Tubics)
- 2022年1月、100万人以上の登録者を持つ YouTube チャンネルは約29,000チャンネルあります。このうち700のチャンネルは、すでに1000万人以上の登録者を抱えています。(Tubics)
- 2022年1月、登録者数10万人以上の YouTube チャンネルは30万以上です。(Tubics)
- 日本国内で100万円以上の収益を上げた YouTube チャンネルの数は、前年比 40% 増加した。(CNET)
- 登録者数が25万人以上のチャンネルの中で、最もアクティブな 10% が、全動画の 70% をアップロードする役割を担っています。これらの動画のうち、最も人気のある 10% が全再生回数の 79% を占めている。(Pew Research Center)
- 2021年に世界で最も稼いだ YouTuber は、約5,400万ドルで Mr.Beast です。(Statista)
- 2020年に世界で最も稼いだ9歳のライアン・カジの収入は、2950万ドル(約30億円)。(The Guardian)
- YouTube の9000以上のパートナーがコンテンツ ID を取得した。(YouTube Press)
- 中小企業の 9% が自社の Youtube チャンネルを持っている。(Merch Dope)
- 2020年に YouTube でオーディエンスを構築している新しいチャンネルは、前年比 95% 増加している(YouTube Trends)
- YouTuber の報酬は1,000再生あたり0.5ドルから6ドル。(Render Forest)
- 2020年のパンデミック時に、50万以上のチャンネルが初めてライブ配信を実施した。(YouTube Trends Report)
7. YouTube の広告統計データ
- Youtube の世界広告収入は、2021年に前年比 46% 増の280億ドル。(Statista)
- 2021年、YouTube の広告収入は Google の総収入の約11.2%を占めた。(Statista)
- Apple Inc. は2020年3月から2021年2月にかけて、2億3700万ドル以上を広告に費やし、YouTube の広告主トップとなった。(Statista)
- YouTube 広告は、25.6億人のユーザーにリーチできる可能性がある。これは全人口の 32%、インターネットユーザーの 51% にあたります。(Hootsuite)
- インドは YouTube の 最大の広告視聴者総リーチ数は4億6700万人。(Hootsuite)
- 2021年に世界で最も人気のあった YouTube 動画広告は、「Hyundai x BTS | For the Earth」でした。(YouTube)
- 2007年8月、最初の広告が展開された。(YouTube)
- 25~34歳の男性が YouTube の最大の広告視聴者。(Hootsuite)
- YouTube は、平均して1,000回の広告視聴につき18ドルを支払っている。(SPENDMENOT)
- ほとんどの YouTube チャンネルは、ビデオ再生回数1000回につき0.5ドルの報酬を得ている。(Renderforest)
- YouTube は、AdSense で発生した収益の約 68% をコンテンツクリエーターに支払っている。(Google)
- 日本の30歳~39歳の女性の79%は、YouTube の動画視聴中に表示される動画広告をすぐにスキップする。40歳~49歳の男性の 43% は、内容によっては動画広告を視聴する。(Statista)
- 29% のマーケターが、最も効果的な広告フォーマットとして YouTube の動画広告に投票。(Sprout Social)
- インフィード動画広告を見た人は、広告で促された行動を取る確率が、視聴者が自分で行う場合の10倍になる。(Think with Google)
- YouTube 広告を30秒以上視聴したユーザーは、そのブランドのチャンネルを訪問または購読する可能性が23倍高い。(Think with Google)
8. YouTube のマーケティング統計データ
- YouTube は、アメリカにおいてオーガニック検索からの推定月間訪問回数が14億回を超え、最もアクセス数の多いサイトです。(Ahrefs)
- 2021年の日本における YouTube の経済効果は3500億円以上。2020年は2390億円。(CNET)
- B2B マーケターの 71% がマーケティングミックスの一環として動画を使用し、53% が YouTube を優先的なプラットフォームとして使用している。(Sprout Social)
- 世界の買い物客の 40% 以上が、YouTube で見つけた商品を購入したことがあると回答。(Think with Google)
- 3人に2人のバイヤーが、購買を決定する前に YouTube の動画を見てアイデアやインスピレーションを得ると回答。(Think with Google)
- 自社の Youtube チャンネルを持つアメリカの中小企業はわずか 9%。(Brandwatch)
- YouTubeは、マーケターの 55% が利用している。(Social Media Examiner)
- 84% の人が、ブランドのビデオを見て、製品やサービスを買うように説得されたと回答。(OptinMonter)
- 日本における YouTube のインフルエンサーマーケティングに対する企業の年間支出額は、2020年に推定125億円。2025年には290億円の規模に達すると予測されている。(Statista)
- YouTube.com への検索トラフィックの大半は Google.com からであり、月平均訪問数は約7億700万件。2位は DuckDuckGo。3位は Microsoft Bing。(Statista)
以上、YouTube の最新統計データ、トレンドについてまとめました。
これらのデータは、YouTube があらゆるビジネスにとって最も重要なプラットフォームの1つであること意味しているといえるでしょう。
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宮 義明は、儲け学の運営者で宮行政書士事務所の代表です。儲け学は、海外の最新 SEO ・ウェブマーケティング戦略や、SEOツール「Smallsteps」を公開しているマーケティング情報サイトです。宮 義明は、マーケティング関連のウェブサイトを10年以上運営しており、そこで得た経験や情報を発信しています。著者情報の続きはこちら